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5/19に行われたGⅠ・オークスは9番人気のメイショウマンボが中団で折り合って直線力強く抜け出して完勝。2~3着にはエバーブロッサムとデニムアンドルビーのディープインパクト産駒が入り、馬券は中波乱となっています。

しかし武幸四郎にはいつも驚かされます。
これでGⅠは7年ぶりの4勝目となるのですが、その時の人気が順に10人気・9人気・8人気・9人気という穴男ぶり。まさに人を驚かすためにGⅠを走っているようなものですね。

メイショウマンボは前走が不甲斐なかったのでトライアル専用機と見限ってしまいましたが、大変お見逸れしました。
そして幸四郎騎手は「松本オーナーの馬で勝てたのが何より嬉しい」と語っていたそうです。

メイショウマンボは実は桜花賞で10着に敗れた時点でオークスに登録はありませんでした。
こうした馬がオークスを回避するのはよくある話ですが、幸四郎騎手はその桜花賞の夜に松本オーナーに電話を入れ「オークスに行きたいです」と進言したそうです。
『メイショウ』の冠名を持つ松本氏はメイショウドトウやメイショウサムソンを出した名物オーナーですが、一時期の勢いは無く最近は重賞馬がまばらに出る程度。追加登録料の200万円は金額の問題では無く、出し渋ってもおかしくないところです。
しかし松本氏は幸四郎騎手の熱意を感じたのか、二つ返事で「じゃあ行こうか」と回答したそうです。

松本オーナーは武兄弟と親交が深く、2人が勝てなくなったここ数年も騎乗馬を回して支え続けていました。
この関係者の絆が勝ち取った勝利は、私のような競馬オヤジには最高の酒の肴です。

競馬の形はさまざまですし、実情は表に出てくる話ばかりでは無いでしょう。しかしこうしたドラマが語られるから競馬は人を惹きつけて止まないのだ、と私は信じています。

 

 

5/19に行われたヴィクトリアマイルは、1人気のヴィルシーナが二番手追走から早めに前に並びかけ、昨年覇者で12人気のホエールキャプチャの追い上げを鼻差しのいで念願のGⅠ初制覇を果たしました。 3着には5人気のマイネイザベルが内で粘り込んで、三連系はかなりの高配当となっています。

それにしてもホエールキャプチャの頑張りには恐れ入りました。
昨年来見所のないレースが続いていたので「さすがに今回は……」と見ていましたが、スタートでつまづいたところで後方待機で開き直ったのが効を奏したのでしょうか。
もともと能力も魅力もタップリの馬ですから、復活は嬉しいばかりです。

ヴィルシーナはやはり先頭に立ってから少し遊んでいましたね。ホエルキャプチャの猛追に気づいて凄まじい勝負根性でもうひと伸びしたおかげで事なきを得ましたが、危なっかしい馬です(笑)。
次走は安田記念とのことですが中距離に専念した方が無難な気もします。

期待したドナウブルーは中団内から伸びきれず掲示板止まり。枠順からもう少し前につけるかと思いましたが案外でした。
今年はウィリアムズの神通力も今一つかも知れません。

それにしてもこの重賞4勝のフミノイマージンが競争中止で予後不良の安楽死処分。さらに今後が大いに期待されていたサウンドオブハートが重度の屈腱炎で競走能力の喪失と、非常に残念な事が起こってしまいました。
特にフミノイマージンは男勝りのタフさを受け継いだ仔が出るのを楽しみにしていました。本当に悲しいことです。
原因を断言出来るわけではありませんが、何とかならないものなんでしょうかね……

 

 

4/28に行われた天皇賞(春)は直線早めに抜け出した2番人気フェノーメノが後続を封じて完勝。2着には3番人気トーセンラー3着には6番人気の英馬レッドカドーが入りました。圧倒的1番人気のゴールドシップはまくり切れずに5着に敗れ、配当は中穴レベルになっています。

陣営がショックなのは当然ですが、なぜか私も大ショックで記事を書くのもおっくうになってしまいました。
まあそんなことを言ってもしょうがないので、ゴールドシップの敗因を考えておきます。

最も大きな理由として考えられるのは、やはりこの日の京都が相当な高速馬場になっていて前が止まらなかったことでしょうか。一発狙いの下位人気馬が先行勢に絡んでいったので逃げた馬達はほぼ馬群に沈みましたが、上位3頭は中団からまくりに成功した馬達で、展開と馬場がハマった形になりました。

ゴールドシップはいつも通りのレース運びに見えましたが、前の馬達の加速が予想以上だったのか、先頭集団に取り付いた後にいつもの息を抜く余裕が無かったように見えたので、直線に入る前に「これはダメそう?」とは感じました。

結果論で言ってしまえば、極限の高速馬場になって後ろからしかレースのできない不器用な部分が露骨に出てしまったのかも知れません。

思えば同じ5着に敗れたダービーも高速馬場で似たような敗れ方だったという気がします。
高速馬場得意の馬達にこうした舞台でどう立ち向かうのか、非常に今後が悩ましい敗戦だったのは間違いありません。

 

 

4/14に行われたGⅠ・皐月賞は、従来の皐月賞レコードを0秒5も短縮する1分58秒0という超高速決着を完璧に折り合った1番人気のロゴタイプが2番人気エピファネイアとの一騎打ちを制して勝利しました。3着には3番人気のコディーノが入り、人気順通りの堅い決着となっています。
ちなみに配当は馬連が840円、三連単が5920円という結果でした。

しかしこの日の中山芝は高速決着が続いていたとは言え、とんでもないタイムで決着したものです。
1分58秒5でノーリーズンの勝った2002年は現地で見ていましたが、あまりの異常なハイペースに向う正面あたりでどよめきが起こっていたほどでしたが、あれを0秒5も上回るとはもはや絶句です。

おかげで私の展開予想は全く役立たず。
マイルのスピードがあるコパノリチャードが全く譲らず逃げに徹したのも大きかったですが、本来逃げ馬でないメンバーがかなり前掛かりだったのが効いたのだと思います。

勝ったロゴタイプはとにかく折合いが素晴らしく、乱ペースでも全く動じずに自分のペースでリラックスして走っていました。これは通常のタイムのレースだったらキッチリ3番手くらいに構えていたでしょうね。
そしてデムーロ騎手の追い出しのタイミングも完璧。この人馬の胆力には恐れ入るばかりです。
このレースが出来るなら府中の2400mも走り切っちゃうかも?
もともと父も世界的な良血で素材を評価されながら、気性の問題で大レースを勝てませんでしたが、母系由来なのか精神力を兼ね備えた息子が血の優秀さを証明しているかのようです。

エピファネイアも良血を証明する力は見せましたが、仕掛けがわずかに早かったのが敗因でしょう。ワンテンポ我慢したロゴタイプに差されてしまいました。逆を言えば差はそれだけで、ダービーでも好勝負が期待できます。こちらはジョッキーの精神力がカギになってきそうですね。

コディーノはこのハイペースでも折り合いはイマイチで、道中ムキになって走っていました。スタートで隣の馬に寄られたり、道中他馬にぶつかったりとあったようですが、それでリズムを崩してしまうようではクラシックは勝ち切れません。ダービーまでに精神的な成長を得られるか。不可能ではありませんが正念場ですね。

タマモベストプレイは渋太さもありダービーもソコソコやれそう。クラウンレガーロも仕掛けを間違えなければもっとやれそうですが、騎手の問題かなあ?

桜花賞 ○→◎で馬単9,350円 馬連3,300円的中!

4/7の桜花賞では前日の丸山騎手の落馬負傷でクリスチャン・デムーロ騎手に乗り替わりとなった7番人気のアユサンが兄ミルコ騎乗の2番人気のレッドオーヴァルとの一騎打ちを差し返す驚異の粘りで勝利しました。

負傷の丸山騎手にはかける言葉も見つかりませんが、20歳の若さでGⅠに突然騎乗が決まってそれを勝ってしまうんですから、C・デムーロの強運と才能には恐れ入るばかりです。
まさか兄が弟に花を持たせたなんてことは無いんでしょうが……

私も馬券は〇◎で馬連本線と個人的には馬単の裏も取らせてもらいました。おかげさまで好調持続です。

もちろん丸山騎手のままでも馬券になったと思ってはいますが、こういう結果になると『今はツイてる』ということでしょうね。

クロフネサプライズが3着に残れば3連係までバッチリでしたが、前半でやはり若干でも武豊騎手が持っていかれていましたので、厳しい競馬になってしまいましたね。もう少しペースが落ち着けば仕掛けは理想的だったと思いますが。
まあハッキリ言ってプリンセスジャックはノーマークでしたね。

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