さて①で挙げた有力馬を横に見ながら意外な馬が今一番の勢いを見せています。
昨年から重賞戦線で走り、JCダートでも3着に入りながらあまり注目されていなかったホッコータルマエ(牡4)です。

もともと重賞戦線で勝ち切れないながらも安定した走りを見せていた馬ですが、今年に入りGⅢを3連勝するとそのままの勢いで船橋のかしわ記念を制覇。さらに大井の帝王賞でGⅠ馬5頭をなで斬りにしてGⅠ連勝を含む重賞5連勝。

走りを見ていると脚抜きの良い馬場では特に強く、3~5番手の好位につけておいて上がりもほぼメンバー最速でまとめてくる脚力が備わってきました。ここからさらに連勝を伸ばすようならダートチャンプに一番近い存在ということになります。

あとはGⅠ戦線で好走を続けているワンダーアキュート(牡7)の存在も忘れてはいけません。
今回上げた馬の中では最高齢で、GⅠ勝ちは昨年のJBCクラシックだけですが、GⅠではなんと8戦連続複勝圏内を続けており、この馬がGⅠ戦線を引き締めているのは間違いありません。

勢いとしてはホッコータルマエが砂の王者としては最右翼ですが、体調が戻ればグレープブランデーも黙っていないでしょう。
ベテラン勢のワンダーアキュートやニホンピロアワーズも虎視眈々ですし、ローマンレジェンドやハタノヴァンクールも一皮むければこの争いに加わってこれるはずです。

さらにGⅠの壁に跳ね返されたイジゲン(牡4)が戻ってきて、今回プロキオンステークスを勝ったアドマイヤロイヤル(牡6)が勢いをつけて駆け上がってくるとしたら、今年の後半のダート路線は非常に面白い事になってくるかも知れませんね。

【終わり】

2019年6月
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