今年のダート戦線は次々とチャンピオン候補が現れて、ある意味では非常に見ごたえのある展開になっていますが、昨年後半あたりから少し振りかえってみたいと思います。

ダート路線は中央ラインと地方ラインが交わり合いながらも並行して進むところが面白さを演出しています。

まず昨年一気に力をつけダート6連勝で主役候補になったローマンレジェンド(牡5)は、JCダート(GⅠ)で4着に敗れて連勝は止まったものの次走の暮れの東京大賞典(GⅠ)で勝って堂々GⅠ馬の仲間入りを果たしました。ただしその後は今年に入りかしわ記念(GⅠ)3着、帝王賞(GⅠ)6着と、チャンピオンの階段の途中で挫折しているといったところでしょうか。

一方ローマンが破れた昨年のJCダートで念願のGⅠ初勝利を果たしたのがニホンピロアワーズ(牡6)。もともと相手なりに走る馬で、今年に入ってもGⅢで2着→1着のあと帝王賞で2着。展開ひとつでGⅠを勝てる調子を維持しており、トップホースとしての素養は十分です。

昨年この時期にジャパンダートダービー(GⅠ)を勝ったハタノヴァンクール(牡4)は、暮れの東京大賞典でローマンレジェンドに敗れたものの今年の川崎記念(GⅠ)で半年ぶりの復活勝利。ただしその後は重賞を2着→5着と来て先日の帝王賞を4着と、チャンピオンを狙うにはもう一段階成長する必要がありそうです。

復活と言えば一昨年のジャパンダートダービーを勝って大いに期待されながらそれからケガで一年以上を棒に振ったグレープブランデー(牡5)が少しずつ力を戻して、今年のフェブラリーステークス(GⅠ)で悲願の復活を遂げました。やや体調を崩してその後休養中ですが、素質から見ても秋に向けて再び最大の注目馬になると思います。

2019年8月
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